8月下旬。
今年の夏の天候は実に不安定で局地的な豪雨が所々で猛威を振るっていた。
窓の外を見れば、強風と大雨がタッグを組んで最凶のコンビネーションを発揮している。
そんな天気を嘲笑うかのように、エアコン(28度のエコ設定)の効いた自室で
アイスコーヒーを飲みながら、天国気分を味わっている一人の男。
毎度お馴染みのヤンキーである。
プチシューをつまみながら、ヤンキーはタイピング。

ギルドチャット抜粋
ヤンキー & テラキモス長老

「うっわぁー。こう天気が荒れていると出掛ける気も失せますねジジイ(棒読み)」
「全くじゃわぃ! ワシらはいつでも忙しいっていうのにのぉ!」
除湿機をボタンを押してヤンキーはタイピング
「しかも湿気もすごいですよねぇ。嫌にナリマスYO(棒読み)」
「全くじゃわい! 機械は湿気に弱いからのぉ!」
机の上に買い置きしていたDVDを置いて、ヤンキーはタイピング!
「こんな天気のときは外に出られなくて残念ですよねジジイ。
映画とか漫画とか小説とかで暇を潰すしかないのが残念ですよHAHAHA(棒読み)」
「全くじゃわい! 外に出られんのなら引きこもるしかないからのぅフォフォフォ!」

そんな二人に対してメンバー(以後ハニー)が質問というツッコミを放つ。
「二人は今日出掛ける用事があるの?」

「「全くないけど?」」

即答するバカ二人
完全休日宣言である。
もちろん、ハニーはさらにツッコむ。
「あ、アレ……? さっきの会話だと出掛けるみたいな雰囲気だったけど……?」
顔の前で右手を左右に振ってヤンキーは断言する。
「ないないない。こんな天気の中、外に出掛けるなんてありえない!」
「こんな日は部屋でマッタリするのが一番じゃのぉ」
ハニーはそれでもダメだしする。
「仮に、もし晴れていたら…………?」
ヤンキーは両手を組んで数秒考えた後。

「あ〜〜うん。ぶっちゃけ晴れでも雨でも関係ないかな、はっはっは!」

「わしら全員ヒキコモリじゃからのぉ、フォフォフォ!」
「外に出るくらいなら部屋でエアコン掛けて完美してますよねぇジジイ?」
「全くじゃわい。何を好き好んで外になんぞ出なければならんのじゃ! 
ワシはここ(部屋)から一歩(椅子から立ち上がる)も動かんぞぃ!」
「いやはや今日も絶好のヒキコモリ日和(外は大雨&強風)ですなぁはっはっは」
「まったくじゃのぉフォフォフォ」

「ダメダメだよこの二人ーーー!!」

ジジイとヤンキーのダメ人間っぷりに言葉を無くすハニー。
そんなときであった。その声が響いてきたのは。
「た、大変です!」
その声の主は先日ヲタレンジャーに加入した新しいメンバー(以後クルミ)であった。
「長老さまが、長老様がぁ〜〜〜〜!!」

その慌てっぷりにヤンキーは首を傾げながらジジイに尋ねる。
「おいジジイ。あんたまたなにやらかした?」
「失礼な小僧じゃな。その台詞じゃとワシがいつも問題を起こしておるようではないか」
「じゃぁ最近の一番の問題行動をギルドチャットで暴露してみろ」
「GMのマリ○にメールで『結婚してくれぃ!』と送ってみたぉ」
「はいはい黙れ幼女愛好主義者略してロリコン」
「いや本当じゃって! メール送信成功したから!」
「ロリコンがストーカーに進化してしまったか、
ストーカーの9割はロリコンだと聞いたことがあるがまさか本当だったとは…………
あるゆる意味で手遅れだ。自首しにいけ、地獄に」
「巨乳を見るために秋葉にまで行ったヘタレこそ、更生不可能じゃ。
まさか自分は普通とか思っておるまいな? だとしたら片腹痛いわ小童が! そんな普通をゴミ置き場に捨ててみろ。
苦情が殺到してしまうわぃ! リサイクルも出来んわ!」
「やんのかゴラァァァァァァ!」
「ジョートーじゃぁぁぁぁぁ!」

ガルルルルルッッ、と威嚇しあう二人の余所にクルミとハニーは。
「あの…………二人は仲が悪いのですか?」
「あーいつもこんな感じだから放っておいていいよ?」

メンバーに放置されるギルマス&サブマス。
実にアットホームな雰囲気である
「ろりぺどストーキングハゲジジイテラキモスーーー!」
「巨乳好き好き大好き変態へタレ小僧ヤンキーーー!」
あーー…………うん。実に心が温まるギルドデスネ?
ハッハッハッハッハ…………?

と、まぁ二人の軽口がひと段落したところでヤンキーが話を戻す。
「で、ジジイがどうしたってクルミさん?」
「えーと、長老様というよりなんというか…………」
実に言いにくそうに言葉を濁すクルミ。
雰囲気を察したジジイは胸を張って宣言する。
「ワシのことなら気にするでないぞ! 何でも言ってみなしゃい!」
その言葉に意を決してクルミさんが口を開く。
「実は先日狩りをしていたら偶然―――

―――『長老の墓』

というものを発見してしまいまして…………」

世界チャット
発信者ヤンキー。

「今日の夜にジジイの通夜を行います。暇な方はどうぞお越しください」

「ちょ、てめ、ヤンキー!!」
「は! しまった…………驚きのあまりつい叫んでしまいました…………!!」
「間違いなく確信犯じゃの」
「いやいやまさかはっはっは」
「いやいや、そのまさかじゃフォフォフォ」
「…………」
「…………」

暗雲立ち込める雰囲気の中、『長老の墓』の座標までヤンキーとハニーは移動を開始。
ジジイはクリップの続きに旅立っていった。

場所
風吹きの村
「とうっ!」
ヤンキー、テレポートを使って到着。
「ふむ…………情報によると東北方面にあると聞いたが…………」
たったったった、と移動開始。
移動から約1分。
「………………………………」
フィールドを散策していると、時々石碑のような物体がチラホラ見かける方も多いと思う。
名前も多種多様でネーミングセンスのカケラもないものがほとんどである。
クエストがなければ一生近づくことさえないだろう。
ヤンキーは目の前の物体の名前を凝視する。

『長老の墓』

だが、私はあえて言おう。
「運営グッジョブ!」、と。

「後は私がジジイを殺せば、万事オールオッケーか…………」
「なにを物騒なことを呟いているんですかヤンキーさん」
「!?」
いつの間にか後ろにはハニーがジト目で立っていた。
ヤンキーは頬を掻いた後、肩を透かし、
「はっはっはっは」
「なにを笑って誤魔化そうとしているんですか?」
「わっはっはっはっは!!!」
「大声を出しても何も変わりません!」
「ぬ!? なにやらあっちのほうにでっかいボスがいる!」
「そんな手に騙されると思っているんですか?」
ハニーの背中の方角に指を指すヤンキーに呆れるハニー
「いや、本当だって。誰か戦っているよ?」
見ると、やたらと大きいボスに誰かが戦っている。
「あんなボスがいたっけ?」
「さぁ? 見に行ってみよう」
タッタッタ、と近づいていく二人。
すると戦っていたのは、初めての領土戦で大変お世話になった「あの空の彼方へ」のメンバー様たちであった。
「こんにちは!」
「こんにちわー」
挨拶をする二人に快く挨拶を返すあの空の彼方へのメンバー様。
「こんなところで何を?」
まぁ、当然の質問である。故に私はこう答えた。
「ジジイの墓参りです!」
「は…………?」
何言ってんだコイツは? という視線のあの空のメンバー。
というわけでかくかくしかじか、とここに至る説明開始。
号泣しながらヤンキーは叫ぶ。
「じじーーい。なんで死んでしまったんだよぉーー」
「いや、死んでないから。長老さま死んでないから」
ヤンキーの背後で律儀にツッコむハニー。
「ジジイよ、せめて私たちの活躍を地獄で見守っていてくれよな!」
「地獄!? 天国じゃなくて地獄に行っちゃったの!?」
「その証拠を見せようか?」
「証拠?」
「目の前をボスを見てみ?」
「?」
ハニーは目の前を見る。
そこにはでっかいボスが一匹。
「コイツは地獄から怨念となってゾンビとして蘇ったジジイの成れの果ての姿だから」
「な、なるほど……! たしかによく見れば長老様の面影が……ってそんな事があるわけないでしょう!」
「死んでからもあの空の彼方への方々にご迷惑をお掛けするとは…………全くけしからんハゲだな!」
「いや、だから普通のフィールドボスでしょこれ?」
「そうとも言う! 否、ジジイに難癖つけられるのならどうでもいい!」
「適当すぎるよヤンキーさん!?」
「わっはっはっはっは」

そんな雑談をしている合間にボスは討伐され、無事にジジイは成仏。
場所も確認したのでハニーとも一時解散。
ヤンキーは行動を開始する。
テラキモス長老へ囁きを送る
「アーテステス。ジジイー? 応答せよ応答せよ」
「なんじゃい。ワシはいま超忙しくない!」
「…………要するに暇なんだろ? 私の居る場所まで今すぐ来い」
「ワシの辞書に『暇』という文字はない! だが『面倒臭いから何もしない』という文字はある!」
「マ○トを発見したからと言ってもか?」
「ワシが行くまで引き止めておけヤンキー!!!!!!!!!!!」

ジジイ呼び出し成功。
ヤンキーは懐からとあるアイテムを手に取り変装。

20秒後。
テラキモス長老登場。
「ぬ!? ○リトはどこじゃ!?!?!?!?」
キョロキョロと視線を彷徨わせるジジイの後ろに忍び寄るカボチャを被った戦士が一人。
「まったく、ヤンキーのヤツめ! どこにおるのじゃあのバカチンはあれほど引きとめておけといっておったのに―――ごはっ!」
カボチャに後頭部を殴打され死亡するテラキモス長老。
ズルズルと長老の墓まで引きずられて、謎のヒーロー『カボチャ仮面』はその場を去っていった。

そして―――夜

世界チャット
発信者ヤンキー
「それではこれよりテラキモス長老のお通夜を開始いたします。参加者の方は長老の墓までお集まりください」

10分後
参加人数約6名(内ヲタレンジャー4名)。
「……全然集まらなかったな」
「まぁ………お爺様だしねぇ」
「そういえばこの時間に花火大会するって誰かが言ってましたよ?」
「まぁ、普通は花火に行くよね…………」

チラリ、と横目で長老の墓を見るメンバー
そこにはPKされたテラキモス長老と。
「うぉぉぉぉぉん! なんで死んだんだよジジイーー!!(笑)」
名前が赤く染まった(PKした証)ヤンキー。
「(…………殺したのか?)」
「(どう見ても犯人はアレだよね……?)」
「(わざわざ何してるんだこの人達は?)」
いつもの事とはいえ、あきれ果てるメンバー
そこへ舞い降りる天の声

―――ヤンキーよ。
「なに!? その声は―――ジジイ!」
―――ワシはもうダメじゃ。目の前の景色が灰色に染まっておる。
「ダメだジジイ! 死ぬな、まだ死んではダメだ!!」
―――ベテルギウスにハゲを流行らそうと突き進んできたが、どうやらワシはここで力尽きる運命のようじゃ
「ジジイ! あんたは『モヒカンにするその日まで死なんぞぃ』って言っていたじゃないか!」
―――ヤンキーよ。ワシが死んでもお前さんがベテルギウスにハゲを流行らす男だと信じておるからのぉ…………
「そんな領土を取るより不可能な事をサラッと言われても無理だよハゲ!」
―――ワシに出来ることはこれぐらいじゃ、受け取れヤンキーよ!!
瞬間。
ヤンキーはサブマスからギルマスに昇格する。
「な、何だと!? 私がヲタレンジャーの2代目ギルドマスターだと!」
その場の5名から祝福されるヤンキー。
最後にジジイから一言。
―――うむ。ぶっちゃけギルマス面倒だからおまえやれ
「最後の一言が余計だ、ボケ!」
―――まぁ、何事も経験じゃ。しばらくやってみい。
「…………わかりました。ではしばらくギルマスとして責任を持って活動します」
―――うむ。いい心掛けじゃ!
「では、ギルマス命令。各自即解散、ジジイは放置するように!」
ジジイに背中を見せて帰り始めるメンバー。
慌てるジジイ。我関せずのヤンキー。
―――ちょ、待たんかい! せめてリザかけないと経験値が減ってしまうわぃ!
「ジジイよ。アンタのことは忘れない。思い出となって永遠に生き続けてくれ……ぐすっ!」
―――ヤンキー! お前PKしたならちゃんと責任取らんかぁ!
「馬鹿ヤロウ! 私がPKしたってバレるだろうが!」
―――赤ネームを見たら誰でも気付くじゃろうがぁ!
「そういえばジジイに質問がある」
―――なんじゃい?
「この赤ネーム状態で得することって何かあるのか?」
―――全くないぞぃ。むしろ損する可能性が高い。
「は…………?」
―――その状態で死んだ場合、装備を落とす確率が高くなる。
「!?」
―――あと、町に入れなくなるぞぃ
「なんで!?」
―――衛兵が赤ネに反応して攻撃してくる。しかも超強いらしいぞぃ。
「………………………………へぇ〜〜?」
ヤンキーの目が歪に光り出す。
奴の視線は遥か東を凝視する!
「ふむ。ここからだと祖龍の城が一番近いな」
―――ほう? あえて挑むというのか
「挑戦こそが我がヲタレンジャーの真髄。挑まずして何するものぞ! 行ってくらぁ!」
ヤンキーの生き様(死に様)を見るためにメンバーも移動を開始する。
その後ろで、
―――…………ワシのことお前ら忘れておるじゃろ?
ジジイはやっぱり死んだ状態だったという。

5分後。
場所、祖龍の城の西門。
ヤンキーはすでにそこにいた。
「ふむふむ。衛兵ってあの端に居る二人だよね?」
いつでも戦闘が開始できる距離を保つヤンキー。
「その通りじゃ。どちらかに近寄れば襲ってくるぞぃ」
「わりと近寄らないと反応しないみたいですよこれ?」
と、一歩踏み込んだ瞬間の出来事であった。
衛兵シードの目がビカァァと光る!
衛兵が消えたと錯覚するほどの瞬速!
「!?」
気付いたときにはすでに手遅れ。
衛兵シードの槍がヤンキーを貫く!
そのダメージ量「554793」!!!!
瞬殺どころの話ではない。
こんなダメージ、妖獣ですら一発で死ぬ。
即座にその場のみんなにダメージを報告。
「だれかリザよろしく!!」
即座にリザを受け取るヤンキー。
復活するヤンキー。
次の瞬間!
衛兵シードの目がビカッァと光る!
気付いていようと関係ない。
リザの復活直後は移動不可能なため身動き一つ取れない!
ヤンキーの背筋に戦慄が駆け抜ける!
「ごはぁぁぁぁ!!!」
やはりダメージは6桁をマーク!
デスペナルティで経験地は5%も消費する。

やむを得ず、リザは受け取らずに復活。
またも西門にもどり、みんなと合流するヤンキー。
うむ、と大仰に頷きヤンキーは口を開く。
「なるほど。コツは理解したぞ」
「コツも何もお前死んだだけじゃろが」
「いや、いままでのは情報収集だ。アイツの攻略法はすでに閃いているぜ!」
馬を召喚するヤンキー。
「ようは衛兵が追いつけないほどの速さで西門を走り抜けてしまえば私の勝ちだ!」
「オチはなんとなく読めてきたが、とりあえず行ってみれ」
「ふっふっふっふ」
不敵に笑い出すヤンキー。
「最高スピードにまで上げてあるコイツに追いつけるものなら追いついて見やがれぇ!」
「その馬もらったくせに何を偉そうに…………」

もはやヤンキーの強さとか関係ない次元に突入しているが、一度暴走すると敗北するまで止まらないのがヲタレンジャーの流儀である。
故に。
ヤンキーは西門を通り過ぎたときに気付くべきだったのだ。
勝利を確信して振り返ったときに。
「……………………」
無言で絶賛ストーキング中の衛兵シードの存在に。
「は、速いぞコイツ!?」
馬のスピードに付いてくるどころか徐々に距離を縮めてきやがる!
すでにヤンキーはトップスピード。
その事実を悟ったとき、ヤンキーは確信した。
「あ、これ無理。死ぬわ」、と。

ヤンキーVS衛兵シード。
記録、祖龍の西交差点手前1メートル。
最高ダメージ『554793』
走行時間、約5秒。
ヤンキー死亡回数3回!

目の前が灰色に染まる中、ヤンキーはこう思ったという…………

「こんだけ強いのになんで襲撃イベントの時は役に立たないだろうコイツラ?」、と。

死亡したヤンキーは最後の役目を終えるためギルドリストを開く。
ヤンキーはカーソルを「譲渡」に合わせる。

システムメッセージ
ヤンキーはハニーをギルドマスターに任命しました。

「ちょ、あんたなにしてんですか!?」
「はっはっは! ヲタレンジャーは永遠に不滅です!」

ヤンキー、ギルマス任命からわずか30分の辞任表明である。
かつて、ここまで無責任なギルドがあったであろうか。

システムメッセージ
ハニーは姐さんをギルドマスターに任命しました。

「ちょ、丸投げ!?」
「お断りさせていただきます!」
わずか4分。
辞任表明最速記録である!
かつてこれほど無法地帯なギルドがあったであろうか。

システムメッセージ
姐さんはヤンキーをギルドマスターに任命しました。

「またかよ!」
「断固拒否!」
最速1分!
皆、ギルドマスターの重責(厄介事)に耐えられなかった結果であった。
かつてこれほど役職を「あげる!」「いらんわ!」「断固拒否!」の三段活用で放り投げるメンバーがいただろうか?
否。
断固、否である。
理由?
だってヲタレンジャーって、ヤンキーしかメンバー勧誘してないからね!
(ジジイは声かけられない限り、何もしない)
これだからいつまでもギルドレベルが1なのである。
はっはっはっは。
………………………………うわぁーーーーん!(号泣)


世界チャット。
発信者ヤンキー

「ジジイをPKしてギルマスになったヤンキーです! これからもヲタレンジャーをよろしく!」

かくして。
ヲタレンジャー5代目ギルドマスター、ヤンキーの誕生であった。

ちなみに。
ヲタレンジャーでは一日体験ギルマスとか本気でやってます。
冗談抜きで、むしろ冗談を本気で貫くギルド。
そんなヲタレンジャーをこれからもヨロシクお願いします!

次回予告
8月1日。
あの日、領土戦に参加するはずのヤンキーの身に何が起こっていたのか。
そして何を起こすつもりだったのか。
それはいつの日か語られるはずだろう。

次回タイトル
「ヲタレンジャー VS も組」
涙なくしては語れない物語。
ハンカチを準備しつつお待ちください。



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